通うペースについて🌱
こんにちは!
季節はもうすっかり晩秋ですね🍂
子どもたちが園から落ち葉やどんぐりを拾ってきて
にっこにこで見せてくれます😊🍂
さて、最近の子どもたちですが、
夏前に比べ、目に見えて成長を感じる場面が多くなりました🌱
毎回泣いていた子は泣かないで過ごせるようになり、
気持ちが不安定で落ち着かなかった子はお気に入りのレパートリーが日に日に増え、
走り回って輪に入れなかった子は始まりの挨拶に参加できる日が増え、
絵の具やのりが苦手だった子は手についても後で洗えばいいことを覚え、
お友達に興味がなかった子はお友達の名前を覚えて呼べるようになり、
個人ワークで座っていられなかった子が10~20分集中して作業ができるようになりました。
それぞれ特性や支援目標が違うので、『できた!』は様々ですが
この時期は日々の活動の中で拍手したり褒めたりする場面が増えており、成長を実感しています。
保護者の方から最初の体験の際に、
「どのくらいのペースで通うのがおすすめですか?」
とよく質問を受けます。
基本的に週3回以上のペースだと成長が実感できるのではと思います。
(園に通っているか・年齢にもよります)
オススメしているのは、
2歳児クラスさんは週4・5回、
年少さんは週3~5回、
年中さんで園の集団活動に入れていれば週3回、入れていないのであれば変わらず、
なかよし最後の年長さんは園生活を中心に、就学前準備のため週2回ほど。
就学前にまだまだ不安が残る場合は年齢と回数にこだわらなくていいと思います。
放デイに上がると無償化が終わってしまうので、その前にお得に仕上げをしちゃいましょう。
ちょっと多いかな?と思うくらいがちょうどいいです。
というのも、なかよしって「お子さんの日常生活で困っていることを練習する」場で、
ひたすら繰り返しスモールステップで刻んで練習する、
成功体験を重ねて自分に自信をつける、場なんですよね。
週1回通ったところで次の週には忘れてしまう子が多いです。
場を楽しめるようになるためであればアリなんですけどね😄
お子さんにとっても日常のルーティーンに組み込まれると負荷もかかりにくくなります。
先日、
「なかよしに通っていることがうちの子の日常の一部になってたみたいで…」
長く使ってもらっている保護者様からこんな言葉を頂きました。
日々の習慣、日常になることがまさに目標です。
子どもたちはすごく繊細です。
職員と信頼関係を築いてからやっと支援が入っていきます。
さらに、お話できたり、ある程度理解できちゃう子だと、
周りの子と自分の出来ることの落差で拗ねちゃう子が多いです。
「またここでも出来なかった、楽しくなかった、怒っちゃった」
最初はその状態からスタートするケースも。
いつも走り回っちゃう子・輪に入れない子にも
なんでそうしちゃうのか、行動の前に原因となる気持ちがあります。
どんな時に顔が曇っちゃうのか、
どんな時に目がキラキラするのか、
普段人とどんな関わり方をしているか。
細かい気持ちの起伏やきっかけになりそうな場面を見つけ、
どうしたらその原因となる気持ちを克服できるか
声掛けや表情、対応の仕方を考えて試行錯誤していきます。
大人でも苦手なことを克服するって結構なエネルギーが要りますよね。
どんなに小さなことでも、乗り越えようとする気持ちが芽生えるだけで、今後の長い人生の糧になるので、早いうちに経験を積んで欲しいです。
ご利用中の方にもなかよしとぷらすの併用を勧めたり、
午後枠への移動、利用回数の増やす・減らす等、
お勧めしているのにはそんな過程があることが伝わればいいなと思います😊🌱🍀
「うちの子はどうなの?」
気になる方は遠慮なくどんどん聞いてください✨
日々記録を残していて、一人ひとりの得意と苦手、課題を見つけています。
これから通うことを検討している方にもご参考になれば幸いです。
長くなりましたがちょうどご質問を頂いたことがあったのでお伝えしました。
また様子についてアップしますね!
児玉